クマノミの「性転換・卵の保護・性格の違い」編

クマノミの「性転換・卵の保護・性格の違い」編

魚の世界には性別が変わる
“性転換”を行う種類が多くいて、

・オスからメスへ
雄性先熟型
・メスからオスへ
雌性先熟型
・どちらにも何回でも転換ができる
双方向性転換魚

と大きく3つに分けられます。

そして、元祖『クマノミ』さんも性転換を行います。

今回はそんなクマノミさんの
性転換事情と子育てについてのお話です。
⇩ 内容はこちら

チェックポイント
  • クマノミの性転換はどっちが先!?
    オス→メス? or メス→オス?
  • 卵を守る係と外敵に威嚇する係は
    オスとメスどっち!?
  • 肉食系と草食系!?
    性格の違いで威嚇が変わる?

それではまず1つ目からご紹介!

クマノミの性転換はどっちが先!?
オス→メス? or メス→オス?

元祖クマノミの性転換は雄性先熟型なので、
オス→メスに変化します。

クマノミは基本ひとつのイソギンチャクの家に
オスとメスが1匹ずつペアで住んでいて、
数匹の幼魚が居候している事があります。

彼らに血縁関係はなく、

1番強い子が性転換をしてメスになり、
成熟した1匹のオスがメスとペアになり、
その他は未成熟なオスのまま待機します。

オスとメスの見分け方については
こちらを見て頂けるとうれしいです。

卵を守る係と外敵に威嚇する係は
オスとメスどっち!?

夏の繁殖シーズンになるとクマノミのペアは
イソギンチャク近くの岩陰に
卵を産み付けます。
その後は卵を大事に守りながら
孵化の時を待つのですが、
卵を守る係りと外敵に威嚇する係りは
それぞれオスとメスの
どちらだと思いますか!?

実はクマノミの世界では
主夫さんが流行っているのか?
はたまた草食系男子なのか?

・卵を守る係りがオス
・威嚇して攻めてくるのがメス

なんです。Σ(Д゚;/)/…エエ!?
クマノミ界のイクメンパパさんは
子育てのプロですね♪
※ただし、基本オスが世話をしますが、
メスも世話をする事があるみたいです。
葛西臨海水族園の東京ズーネットニュース
2010年1月19日の記事
『クマノミ水槽内での異変、そのわけは…』
にメスも世話をしている内容がありました。

肉食系と草食系!?
性格の違いで威嚇が変わる?

ちなみに、クマノミにも
もちろん性格がありますので、
肉食系のお母さんだと、
ダイバーが近づくと、
自分より何倍も大きい相手なのに、
勇猛果敢に噛み付いてきたり、
マスクに突進してきたりします。
※本当にすごい勇気です。

そして、草食系のお母さんの場合は

『あの、本当迷惑なんで帰って下さい。』

と怯えて最低限の距離感を保ちながら、
訴えかけてきます。
そこで、ダイバーがさらにイソギンチャクに寄り、
卵の方に手が近づいていくと、過敏に反応をして、

『怖い、でも、あの子達を守らなくちゃ!』

と逃げずに立ち向かおうとする仕草をします。
※こちらの勇気もすごい。魚の世界でも、
子を守る母親の意思の強さを尊敬します。

お互いに良い関係を築いていきたいので
過度なちょっかいは出さずに
卵を世話している仕草や
無事に卵が孵化するのを
ストレスを与えない距離から
温かく見守ってあげましょうね(*^^*)

なぎさひろい いのこ

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